
2022年7月から集団療育が始まりました。
週に1回で時間は10時から14時、給食が出ます。
部屋に入って最初に活動着に着替えをするのですが、まずはそれを嫌がり「いやいや」と言い続ける息子…
保育士さんと二人がかりでなんとか着替えを終えることができましたが、この時点ですでに息子は帰りたくてたまらない様子。
私のリュックを持って、入り口を指さして「あっち、あっち」と訴え続け。
体を動かす遊びの時間は泣いて、パニックで私を全力でたたき始めました。
普段、自宅で他害はなかったため私もショックを受け、息子の剣幕に恐怖すら感じました。
この日は他に3人の男の子が来ていたのですが、隣の芝生はとっても青く、みんなとってもお利口さんに見えました。
息子がこんなに「帰りたい」「ここにいたくない」と必死で訴えているのに、ここに居させるのは酷なのではないか…ここに来ることが息子のためになるのだろうか、と初日の時点ですでに心が折れかけ、私も泣くのを我慢するのに必死でした。
ところが、紙芝居を見る時間は静かに椅子に座って見ることができ、手を動かす活動は集中して取り組めていました。
給食の時間もどうなることやら…と思っていましたが、保育士さんがさすがプロで苦手なものも好きなものに忍ばせて食べさせてみたり、小さく切ってみたりあの手この手で食べさせようとする姿勢はとても勉強になりました。
(息子はやや過食気味ということもあり、自宅では食べなかったら無理強いはせず、そのまま残すスタイルです…)
歯磨きはイヤイヤになってしまったため、保育士さんと二人がかりで押さえて磨くという感じになってしまいましたが。
そして、帰る前の自由遊びの時間だけ母子分離になるのですが、私が別室に移動して一瞬泣きそうになったけれど、すぐに他の子と楽しそうに遊んでいたと後から聞いて一安心。
初日は山あり谷ありでしたが、最後の最後で息子が楽しそうにしていたので、また次も来てみようという気持ちが出てきて、心が完全に折れずに済みました。
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