
発達がのんびりしている息子の、これまでの様子を年代別にシリーズで書いていこうと思います。
今回は出産のときの話しです。
私は妊娠36週のときに妊娠高血圧症候群と診断されました。
36週1日の妊婦健診で、血圧の下が96、上が140でした。
(医学的な根拠はないみたいなので参考までに書きますが、前兆としては30週を超えたくらいから、靴が履けないほどに足がパンパンに浮腫み始めました。)
さらに35週の健診のときから胎児の大きさが変わっておらず「胎児発育不全疑い」とのこと。
「この病院では対応が難しいので、大きい病院へ転院することをお勧めします」と…
その後、医師や助産師から何のフォローもなく診察室を出て、待合室に戻ると、周りの妊婦さんが全員幸せそうに見えて、泣きそうになりました。
そうこうしていると、事務方から声がかかり「転院先の病院を3つの候補の中から選んでください」と言われ。
待って、待って全然気持ちが追い付かないんだが?( ゚Д゚)
まずは、私の実家から近い大学病院への転院を希望したのですが満床で受け入れできず、結局のところ自宅から近い中核病院へ転院となりました。
転院先の病院には、それから3日後に行くことが決まりました。
そして転院先の病院へ行く当日、即入院になる可能性も考えて、だいたいの荷物をまとめて行きました。
病院で血圧を測ったところ、下が102、上が151に上がっていて、看護師さんから「何でもっと早く病院に来なかったんですか?」と怒られ…
私:「いや、前の病院の事務の人から3日後にしか予約が取れないと言われたから…」
看護師:「それは、おそらく事務の人が大学病院の予約対応と勘違いしたんでしょうね。危なかったですね。」
私:「ふぁ?( ゚Д゚)」
看護師:「とにかく絶対安静です。はい、車椅子に乗って。旦那さんは車椅子を押す!」
人生初の車椅子。
そして、出産まで一日中ベッドの上で過ごすことになりました。
改めて赤ちゃんの様子をエコーでみてもらうと、推定体重が2300グラムでした。
ここの病院はNICUがなく、担当医からは出生時の体重が2300グラム以下の場合は、NICUがある別の病院へ救急搬送しますと言われました。
そして、37週に入ってすぐに陣痛促進を始めることになったのですが、リスク説明の中で”子宮破裂の可能性“というのが一番印象に残っています。
「そうか、死ぬ可能性が0じゃないんだな…」と覚悟を決めました。
どんなお産もリスクが0ではないのですが、改めて突き付けられた感じでした。
- 37週1日:分娩を誘発するため子宮口にバルーンを入れる処置。
⇒私の場合はこれでは陣痛は起きませんでした。 - 37週2日:朝8時に陣痛促進剤を点滴で入れていく処置。
⇒10時頃に陣痛開始、1時間半ほどで痛みMAXに!13時41分に分娩終了。
無事に元気な産声を上げて生まれてきてくれました。
そして、幸いなことに体重が2600グラムあり、別の病院に搬送されずに済みました。
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